リバティプリントとは
About Liberty Print
リバティプリントとは
1875年ロンドンのリージェント・ストリートの一角にオープンした一軒の小さなお店Liberty(リバティ)。ファブリックや美術品を販売していたそのお店は、140年以上たった今も、海を越えたこの日本で多くの人に愛されています。
リバティプリントはアーサー・ラセンビィ・リバティが1875年に「リバティ商会」を設立し生まれました。「美しく良質なものを広く普及させたい」という信念を持ち、芸術家たちとの交流を深めながら、イギリスの装飾芸術の中心人物として活躍します。世界的なムーブメントとなったアーツ&クラフト運動を主導し、ファッションの領域への進出も果たします。その偉大な功績が認められ、後に英国王室より「サー」の称号を与えられる名誉を手にしました。
1884年リバティ社は婦人服部門を設立。自社の生地の魅力を引き出すデザインでその人気はフランスまで拡大しました。リバティファブリックは、キャシャレルやイヴ・サンローランのコレクションに採用され世間の注目を浴びました。以降ファッション界におけるリバティ柄はブームを超えた存在になります。
近年では、2009年秋にエルメスがスカーフやネクタイをリバティファブリックで作り話題になりました。その他、ルイ・ヴィトンやTOPSHOPのケイト・モスとコラボレーションしたラインでもリバティプリントがフューチャーされ話題を集めました。2020年以降もポール・スミスやコムデギャルソンがリバティプリントを使ったコレクションを発表するなど、柄の普遍的な魅力と価値を一流デザイナーたちが評価しています。
リバティプリントは現在も年2回のシーズナル・コレクションを発表。数万点ともいわれる過去のアーカイブとともに今もなお進化し続け、世界中から愛されているブランドです。
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Variation約500種類のリバティプリント
フローレットロンドンのリバティプリントコレクション
毎シーズン新柄、新色が追加。
エターナル、シーズナル、復刻等、年間30〜40柄が追加されます。 -
Items欲しいアイテムが見つかる
タオルハンカチ、ポーチ、クッション、服飾雑貨、
インテリア、キッチン、ステイショナリーなど
日常を彩るリバティプリントのコレクションアイテム。
季節ごとにアップデートされます。 -
Fabricこだわりの生地・素材
リバティファブリックの象徴ともいえる生地「タナローン」。
絹とよく似た感触の綿ローンで、薄さとやわらかさが生み出す豊かなドレープが特徴です。
名称は、スーダンのタナ湖付近で採取された超長綿を使用していることに由来しています。
裁断や縫製がしやすいため、手芸用生地としても適しています。